軌間

こんにちは営業課ナカノです。

2月に入りモイネットでは年度末に差し掛かってまいりました。

相変わらず皆様からお声掛けをいただき、全国飛び回っております。

 

さて、そんな中先日は三重県でレセコン導入をいただきました。

さらには昨年導入いただいた薬局様が同じく三重県の桑名市にありせっかくなのでご挨拶に立ち寄り。

順調に運営されてるとのことで一安心し、桑名駅へと戻る途中にふと思い出しました。

 

|日本における軌間(線路幅)の定義

 

ぶっちゃけ少々マニアックな話になるかもしれません。。。

そして最初にお断りさせていただきますが、ナカノはいわゆる『鉄』でもありません。

これまでに聞きかじった知識で以下記載いたしますので誤りがありましたらご容赦のほどを。

 

実は今回訪問いたしました桑名駅は日本国内でも実に珍しい鉄道の風景を見ることができる場所なのです。

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それがこちらの写真。

桑名駅から少し南に行くと線路を超える高架道路があり、そこから見下ろした景色です。

まあ興味ない人には全くどうでもいい絵面だと思いますが、実はこれは日本で唯一3種類の線路幅の路線がそろう場所なのです。

 

そもそもこの線路の幅(以下、軌間)は世界的にもいろんな幅が存在しているらしく、大まかにいうとイギリスの炭鉱で使われていた線路の幅である4フィート8.5インチが起源となり、1435mmの幅の期間を「標準軌」と呼ぶことが多いようです。

そしてこれよりも幅が広いものが「広軌」、幅が狭いものが「狭軌」と呼ばれるのですが、日本では少し事情が異なります。

日本で明治初期に新橋~横浜間で線路を引くときになぜか国際的には「狭軌」とされる1067mmの軌間が採用されそれが日本の標準軌となってしまいました。

これには諸説あるようですが、当時の日本の高官が英国に相談したところ、「Japanは国土が狭く山あいを縫うように線路をしかないといけないから狭軌のほうが敷きやすいよ!」みたいなアドバイスがあったとかなかったとか・・・。

で、その後私鉄が線路を敷く際には国際的な標準軌や、少し狭い1372mmの軌間が採用され国内で複数の軌間の線路が敷かれることになって現在に至る…という状況だそうです。

(高速走行を行う新幹線では国鉄も国際標準機の1435mmを後に採用しました)

 

当然、別の電鉄会社が相互乗り入れする際にはこの軌間が一緒か、異なる軌間にあわせて車輪幅を変更できる「フリーゲージトレイン」を走らせなければならないわけです。

 

さて、冒頭の写真に戻りますと桑名には4つの鉄道会社が乗り入れています。そのうち、北にのみ線路が伸びる養老鉄道の線路はここには映っていないのですが、その他の近鉄(写真左・国際標準軌1435mm)、JR(写真中央・日本標準機1067mm)、そして三岐鉄道(写真左・狭軌762mm)の3社の線路が映っているというわけです。

 

 

 

|日本最長の狭軌(ナローゲージ)営業路線「三岐鉄道」

 

先ほどから「桑名駅」と記載してきましたが、この狭軌を採用している三岐鉄道の始点駅は「西桑名」となります。

西桑名駅から約20kmの営業路線を有し、終点は「阿下喜(あげき)」まで約1時間。

この狭軌を採用している鉄道は日本で3か所のみですが、その中でも一番長い路線がこの三岐鉄道です。

 

さてこの狭軌を走る電車ですが、なぜか鉄道ファンの間では「奴」と呼ばれているそうです。(由来は不明だそうで…)

せっかくの機会なのでナカノも「奴」に乗ってみることにしました。

 

「奴」を待つ間、駅周辺をチェック。

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写真で伝わりますかね?この狭さ。

 

 

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駅のそばに1か所踏切で線路上に入れる箇所があったので線路に立ってみました。

肩幅サイズです。

 

そしていよいよ「奴」とのご対面!

 

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来ました!「奴」こと270系車両です。

まるでテーマパーク内を走る遊覧列車のような佇まい。

 

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車内もこの通り。

足を伸ばせば対面のシートに届きそうな幅です。

 

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軌間が狭いので住宅街の合間をすり抜け、林間も両サイドに木々が迫り乗っていて楽しい鉄道でした^^

 

 

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終点の阿下喜駅にはすぐそばに阿下喜温泉(あじさいの里)もありますので、この温泉目当てに鉄道旅を楽しむのも一興かと思います。

桑名ご訪問の際は話のタネに三岐鉄道乗車、オススメです。

 

 

 

あれ…?レセコンの話全く書いてない(^^;

社長、ゴメンナサイ。。。