世界文化遺産 富岡製糸場を巡る
こんばんは、営業課ナカノです。
10月の出張記録ですが群馬県の薬局様に訪問した際に空き時間で世界文化遺産の富岡製糸場を見学することができました。
|富岡製糸場見学
まずは群馬県の高崎駅から上信電鉄に乗り換えます。
高崎だるまや萌えキャラ「富岡しるく」ちゃんにラッピングされた電車に揺られることおよそ40分。
富岡製糸場のある上州富岡駅に到着。
事前に調べた情報ですと、富岡製糸場は世界文化遺産の指定を受けてから日が浅く、観光設備が整っていないとのことでしたが、駅から製糸場の間には休憩所やお土産屋、トイレなどもあり徐々に観光地の様相を成してきているイメージがありました。
そして富岡製糸場に到着。
入場券を渡して門をくぐります。
フランス式のレンガ造りの立派な工場が堂々とお出迎えしてくれました。
場内は植木や花壇も美しく整備されており、庭園見学としても見ごたえがあります。
こちらが製糸場の動力の中心、「ブリュナエンジン」を復元したものです。
残念ながら土日のみ実際に稼働しているところが見れるとのことで、平日は静止状態のエンジンしか見ることができませんでした。
女工さんが前に座り絹糸を紡いだであろう機械。
下写真は蚕を女工さんの前に補充するための運搬用コンベアのような機械です。
これらが恐らく前述のブリュナエンジンで稼働しており、工場のライン全体にコンベアが引きめぐらされていました。
この時代にここまでオートメイション化された工場があったということはすごいことなんでしょうねぇ。
残念ながら西と南の建物は補修工事中でした。
完全に復元された富岡製糸場を見られるようになるのはもう少し先になるようですね~。
|ミシュラン東京・一ツ星獲得の料理人が移転開業した蕎麦屋「じんべえ」
さて製糸場の見学を終え、薬局様に向かう前に昼食を済ましたいところ。
製糸場周辺で評判のお店を探したところ興味深いお店がありました。
そば食堂「しんべえ」さんです。
東京でミシュラン一つ星を獲得した2店舗を閉鎖して故郷の富岡で開業したのがこのお店とのこと。
この日は少し秋が深まり冷え込んだ日だったので温かい蕎麦と悩んだのですが、やはり蕎麦の風味を感じるには冷たいお蕎麦だろうということで、屋号を冠した「しんべえそば」をオーダー。
店の表に掲げてあった「水腰そば」と特製の落花生とゴマをベースにしたつけ汁が出てきました。
メニューを見て悩むナカノにお店の方が「せっかくなんでお蕎麦を楽しめるようにスタンダードなお出汁もつけましょうか?」と仰っていただいたのでお言葉に甘えました^^
まずスタンダードなお出汁で一口。
なんと透き通った味わいのお蕎麦なんでしょう・・・
この水腰そばという物は、7割の加水率で蕎麦粉をこねているそうで、それ故に喉越しと食感を極めた味わいになるのだそう。
とにかく舌ざわり、風味、のど越し、全てが繊細の一言。
続いて落花生とゴマベースのお出汁で一口。
こちらは落花生、ゴマの風味が鼻に抜けます。お出汁そのものが美味しいので濃厚な味わいでいただけますが、やはり蕎麦の風味を見るにはスタンダードなお出汁の方がいいかもしれません。
世界文化遺産のすぐそばで逸品に出会うことができました^^
|あんこを極めたカフェ「あんこや」
さて、お腹も満たされたところで薬局さんに向かおうと思ったのですが、お約束のお時間までまだ余裕がありました。
寒いのでファミレスやドトール的なところで少し時間をつぶしたい処だったのですが、あいにく周辺にチェーン店はない模様。。。
ふらふらと歩いていると「あんこや」と書かれた看板を発見。
実はナカノは餡子に目がないのです(^^;
コーヒーが飲めて暖が取れれば良かったのですが、あんこを前面に押し出したお店でナカノが餡子を食べないわけにはいきません。
アンコロールケーキのコーヒーセットをいただくことにしました。
おお・・・!
ロールケーキだけではなく餡子とアンコアイスまで!
まずは餡子をそのまま一口。
これは・・・!絶妙な炊き加減!
餡子の歯ごたえを失わず、粉っぽくもない丁度い良い柔らかさ。
そして餡子の風味を殺さない、甘さをギリギリ感じるか感じないかの絶妙な砂糖の味付け。
流石にアンコを看板に掲げるだけあって素晴らしいアンコです。
これをベースにしているであろうロールケーキもアイスも絶品です。
こちらも富岡観光の際はオススメのお店でした!
さて、その後のデモも良好で薬剤師様にも即決でファーミーをご選択いただきました。
来年の開局目指して準備を進めさせていただきたいと思います。
先生、引き続きよろしくお願いいたします!
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