いち早く取りかかり、いち早く仕組みを導入するというスピード感はとにかくこだわりました。国が推進するDX化にあわせて、クラウド署名の導入など業界最速(※)で対応できるように注力いたしました。
日々の業務で忙しい薬局さまに、数ある会社さまの中から選んでいただくには、何か真新しい、他にはない要素が必要でした。
また同時に、「患者さまのために」という気持ちも強くありました。電子処方箋の導入によって、医療機関どうしで情報が連携されるため、患者さまはより適切な医療を受けやすい環境になります。
つまり、電子処方箋が広がれば広がるほど、患者さまは安全な医療を受けられることに繋がります。いち早く導入することは、ひいては患者さまのためになると思っています。
※厚生労働省 3月17日 電子処方箋説明会にて薬局システム業界最速であることを紹介いただきました。
私は企画の責任者をしておりますが、薬局さまへは毎週足を運びます。システムの設置、ご不明点に対する説明、お困りごとに対する調査、新しい企画のご提案などで伺いますが、やはり現地に行くことで初めて気づくことがたくさんあります。「薬局さまで今何がおこっているのか」「何に困っているのか」薬局さまによってその悩みやお困りごとはさまざまです。もちろんニュースやさまざまなコンテンツからも情報収集を行いますが、百聞は一見にしかずですね。
諦めないことですね。薬局さまが求めていることを追求していくと、技術的なことや社内リソースのことなど、さまざまな課題が発生し壁にあたります。しかし、どこかで止まってしまうと、どれだけ「患者さまのために」と思っていても実現することはできないです。私たちは、患者さまのためはもちろん、患者さまに寄り添う医療関係者さまの手助けができるようなシステムを開発し提供しなければなりません。そのためには諦めない気持ちがとても大切です。
電子処方箋の導入は、重複投薬や相互作用による健康被害を防ぐという点において、患者さまのためだけではなく医療関係者にとっても価値あるものになります。なかでも調剤薬局さまにおいては、先行して電子処方箋システムを導入し、調剤結果を登録することで、より質の高い医療と取り組みの普及につなげることを期待されています。薬局薬剤師の役割も広がっていく中、薬局業務のデジタル化を進めることは避ける通ることは難しい状況です。
より適正な調剤・服役指導を実践していくことに皆様の力を注いでいただけるよう、デジタル化に伴う様々な負担はモイネットシステムにお任せください。
真新しい雰囲気ではなく、なるべくこれまで通りで使用感が良いものとなるようにこだわりました。例えば、電子処方箋プログラムはかなり複雑な仕組みになっているのですが、逐一画面を切り替えなくても1画面の中で電子処方箋の機能を使えるようにするなどです。操作性とともに業務の効率性も意識しました。
限られた時間の中で、操作性と機能性を重視した開発をするのはなかなか大変でした。国の動きにあわせたスピード感をもった対応が必要になりますし、かといって薬局の方々にとって使いづらいものであってはいけません。今後の課題とすべきこともありますが、薬局の皆さまの業務効率の改善にも繋がればと思います。
会社の定例会議に毎月参加しています。社内で発生したことを議事録と一緒に公開・共有されるので、そこでさまざまな情報を収集しています。また、厚生労働省が「電子処方箋等検討ワーキンググループ」というものを開きました。リフィル処方箋といった、電子処方箋の機能追加について検討される場のようです。そういったところからも情報を得て国の動きを把握していきたいと思います。
薬局さまのお悩みに対して迅速に対処できることです。サポート部署だけで対応が難しい場合、開発など他の部門とすぐに連携をとれるため、顧客満足度の向上に貢献できていると思います。一般的に、どんな制作会社であってもメーカーから直接サポートを受けることは難しいのですが、株式会社モイネットシステムは、自社で直接販売・直接サポートを行っている会社です。そのため、開発部署とすぐに話ができ、ナレッジも共有しやすい環境なのが利点です。薬局さまからも短時間で解決できたことに対して、嬉しいお言葉をいただくことも多いです。
専門性が高い業界であるため、調剤における知識や法律への理解を示すのは大変でした。法改正があれば知識のアップデートももちろん必要になります。そのため、先輩方が残してくださっているナレッジの活用や、社内向けに分かりやすく変換された資料で勉強することで、知識や情報を得るようにしています。また、部署内でも定期的な研修を行っており、入社歴が浅いメンバーに対してもしっかりとフォローアップができる体制もあります。
難しいことも多く身につけていかないといけないこともありますが、全員でナレッジをアップデートして、効率よく情報共有の場をつくっていける環境を活かして学んでいきたいと思います。
やはり顧客満足度をあげるためにどういったアクションをとっていくべきなのか、というのは大切にしています。知識のアップデートや日々の自己研鑽はもちろんですが、各部署との距離が近いという環境を最大限利用していくことが、顧客満足度を高めるために重要なポイントだと思います。一次請けだけでは対応できないこともありますから、その点今のこの環境というのは、部署間のつなぎ目がなく大変助かっています。
電子処方箋など新しいことが始まることは薬局さまにとって不安が大きいと思います。だからこそノウハウのあるサポート部署が支えていきますので安心してください。ペーパーレスやDX化、ひいてはSDGSを推進していく一助になればと思います。